大学を卒業してフリーター生活して2年。
そろそろ正社員就職をしたいと思っているが、
どうやって就職活動をしていいのか分からない。
就職活動をしているが全然内定が取れない。
どうすればいいのか?就職できないのではないか?
このようにお考えではないですか?
私もフリーターを1年半経験したので、
この気持ちがよく分かります。
「社会人経験がないフリーターはどうやって就職活動するの?」
「どうやったら内定が取れるの?」
「効率の良い方法ってあるの?」
「就職活動を始めるのにどんな準備をすればいいの?」
フリーターの方が就職活動をする時に必ず考える事です。
友人に聞こうにもフリーターの経験が無いし、
バイト仲間は学生が多いので聞けないし。
結局自分一人で考えるけど答えが見つからない。
でも大丈夫です。
フリーターから正社員就職した人は何人もいます。
私もできました。(因みに高卒です)
しかも今採用担当をやっています。
しっかり準備をして就職活動を行えば、
有効求人倍率が2倍近くある現在では、
選択肢も多く就職できる確率が高くなります。
ここでは、
就職活動に必要な準備と就職成功率を上げる為の方法について書いています。
「もうこれ以上就職活動で失敗したくない!」
「安定した収入を得たい」
「就職して世間の目を気にしなくて済む生活を送りたい」
↑
実践すれば解決できます。
この記事が、
就職活動を始める方の為になれば幸いです。
就職活動を始めるのに準備しておく物
すでに就職活動を始めている方もぜひ読んでください。
就職活動を始めるには揃えておく「物」があります。
それは、
●スーツ
●ワイシャツ
●ネクタイ
●靴
●靴下
●カバン
です。
「こんなの既に持ってるよ」
「また揃えなきゃいけないの?」
そういう意味ではないです。
持っていない人は揃える必要があります。
持っている方はこれから書くチェックポイントを見て下さい。
就職活動においてスーツ選びは重要です。
なぜなら、
「第一印象が決まるから」です。
高いスーツが良いわけではありません。
あまり高いスーツを着ていくと逆に面接官に怪しまれます。
就職活動で必要なのは、
清潔感のあるスーツです。
清潔感のあるスーツとは、
・スーツの色は黒か紺
・ネクタイが派手すぎない
・シワがない
・ヨレヨレになっていない
・傷やほつれが無い
・シミや汚れが無い
・サイズ感がちょうど良い
スーツを持っている方はチェックしてみて下さい。
特に汚れがついていたり、ヨレヨレのスーツは、
第一印象で、
「だらしのない人」
と思われます。
最初に「だらしのない人」と思われたら、
その後の面接で余程のインパクトを残さない限り挽回するのは困難です。
以外に見落とされがちですが、
スーツは大事です。
もし、シワがついていたり、ヨレヨレなら、
クリーニングに出しておきましょう。
少し高いですが、
こちらのクリーニング店はしっかりシミ抜きまでやってくれます。
↓
リナビス
これから買う方は、
リクルートスーツのセール品でも十分です。
無理して高いスーツを買う必要はありません。
近所の紳士服店に行けば2着で2万円以内で買えます。
出費がかさみますが、就職するための投資と思えば安いです。
スーツ選びがわからない方はこちらが参考になります。
=>ビジネススーツの選び方
靴も同じです。
穴が空いていたり、派手な私服用の靴は避けましょう。
最後に、当たり前ですが、
私服で面接に行ったら確実に落とされます。
就職活動の流れ
就職活動は、
求人検索して応募するだけではありません。
闇雲に求人検索しても就職できるわけではありません。
応募するにも必要な書類を用意しないといけません。
ここでは、
基本的な就職活動の流れを説明します。
<就職活動の流れ>
●自己分析をする
↓
●求人サイトに登録する
↓
●求人サイトを検索し、応募したい企業を見つける
↓
●履歴書を作成する
↓
●求人に応募する
↓
●書類審査、面接
↓
●内定
このような流れで就職活動は進んでいきます。
次にそれぞれの詳細を説明していきます。
自己分析をする
一番最初に行うのは、
「自己分析」
です。
学歴、職歴、どんなバイトをしたか?しているか?
バイトでのポジション。
持っている資格(普通免許など)
自分の長所と短所
得意な事、苦手な事
自分のやりたい仕事
就職した時に自分が会社に貢献できる事
などなど、自分はどんな人間か?
何ができるのか?について自己分析します。
最初はなかなか難しいですが、
やっていく内に慣れてきます。
サンプルや見本が見たい方は、
こちらの本を参考にして進めると良いです。
↓
求人サイトに登録する
求人を検索するには求人サイトに登録をする必要があります。
個人情報を入力するだけで登録できます。
(より詳細な入力は登録後にできます)
無料で利用できるので、複数登録することをお勧めします。
求人サイトは複数ありますが、まずは大手のサイトに登録しておきましょう。
<最初に登録しておきたい求人サイト>
●リクナビNEXT
●DODAエージェントサービス
この2つ以外にも、
フリーターに特化したサイトもあります。
【元フリーターの採用担当者が教える】フリーターに特化した転職サイト3選
こちらも合わせて登録しておくと良いです。
求人サイトを検索し、応募したい企業を見つける
求人サイトに登録すると、
非公開求人を含む求人を見ることができます。
キーワード検索や職種を絞った検索などができますので、
自分のやりたい仕事、働いてみたい会社を探します。
履歴書を作成する
応募したい会社が見つかったら履歴書を作成します。
応募要領のところに、
「履歴書送付」
とあれば手書きで作成します。
でも、最近は求人サイトに履歴書登録フォームがあり、
そこに入力をしておけば応募と同時に送付できます。
履歴書は企業の採用担当者と一番最初に接点を持つところです。
適当に書いていれば書類選考で落とされる確率は低くなります。
丁寧に書くことを心がけましょう。
履歴書の書き方の詳しい内容はこちらが参考になります。 【元フリーターの採用担当者が教える】書類審査を通過しやすい履歴書の書き方 |
志望動機の書き方に困ったらこちらを参考にして下さい。 【元フリーターの採用担当者が教える】志望動機の考え方のポイント |
求人に応募する
履歴書を書き終えたら、応募します。
求人サイト経由だと応募ボタンを押すだけなので簡単です。
ここで重要なのが、
志望動機をしっかり書くことです。
テンプレートの文章もありますが、
自分の言葉で書くことで本気度が伝わります。
私の経験から、
ほとんどの方がテンプレート文章で送ってきます。
自分の言葉で書く「だけ」で他の応募者と差別化できますよ。
書類審査、面接
企業側は応募があったらまず履歴書や職務経歴書を見て選考をします。
募集した内容に合っている人か?
志望動機はしっかりしているか?
企業ごとの選考基準で、
応募者と面接をしたいかどうかの判断をします。
ここで、
「面白そうだから面接してみよう」
「この人は弊社にピッタリだ」
となれば面接に進めます。
面接では、
・自己紹介
・経歴
・自己アピール
・質疑応答
少なくともこのようなことを話します。
企業側が興味を持ってくれれば面接時間は長くなりますし、
興味を持ってもらえなければすぐ終わります。
面接は就職できるかどうかの最終関門なので、
しっかり対策をしておく必要があります。
内定
見事面接をクリアすれば内定通知がきます。
内定通知には、
・労働条件
・給与条件
などが書かれています。
合意できれば承諾し正式に内定となります。
条件面に納得できなかったり、
そこの会社で働く自信がない場合は断ることもできます。
就職活動はこのような流れで進んでいきます。
期間としては、
2〜3ヶ月間くらいが一般的です。
長ければ半年〜1年間。
タイミングよく内定もらえれば1ヶ月。
企業側の都合もありますので、
時間はかかるものと思っておいた方が良いです。
就職成功率を上げる為の方法
ここでは、
就職成功率を上げる為の方法について説明します。
上記の流れで進めれば就職できるイメージはできたと思いますが、
自分一人で進めるのは自信がない。
なんとなく分かったが、自分が経験した事がないので、
はっきりとイメージできない。
このように思われる方もいらっしゃると思います。
はっきりとイメージができ、
失敗した経験を次に活かし成功率を高めていく方法もありますが、
時間がかかります。
もっと効率良く、そして、就職成功率を上げるには、
「フリーターに特化した転職サイトを活用」します。
フリーターに特化した転職サイトとは、
一般転職サイトには掲載されない、
フリーターOKの企業の求人を扱っているところです。
通常は、
「未経験OK」と書いてあっても対象となるのは社会人転職者です。
同じ求人にフリーターと社会人転職者が応募したら、
書類選考を通過するのは社会人転職者です。
フリーター特化の転職サイトには、
最初からフリーターの方を対象にした求人が多く掲載されています。
書類審査を通過する確率が高くなります。
フリーターOKの求人以外にも、
・カウンセリングを受けて自己分析ができる
・社会人基礎教育が受講できる
・履歴書の書き方を指導してもらえる
・面接対策をしてくれる
これらのサービスが、
無料でできます。
就職のプロが全力でサポートしてくれるので、
就職成功率は高くなります。
ただ、フリーター特化の転職サイトを活用しなくても就職はできます。
社会人基礎教育を受けるとなると1週間近く時間を取られるので、
バイトのシフトの調整が必要になってきます。
バイトを休んでもいいので就職に必要な事を身に付けたい!
少しでも就職できる確率を上げたい!
このように思われる方は登録してみて下さい。
登録無料、利用も無料なので損をする事はないです。
フリーターに特化した転職サイトはこちら
↓
【元フリーターの採用担当者が教える】フリーターに特化した転職サイト3選 |
バイト先との調整
就職活動をしている事は、
バイト先に伝えておいた方が良いです。
バイト先の責任者の方に、
「現在就職活動をしています」
「将来は正社員として就職します」
このように伝えておくと、
バイトを辞める時もスムーズに辞める事ができます。
何も伝えてなく、いきなりバイトを辞めると、
責任者の方は困ってしまいます。
後々トラブルにならないように、
就職活動をしている事はバイト先に伝えておきましょう!
因みに私はバイトしていた責任者に、
「就職活動しています」
と伝えたら、
「よし。面接の訓練をしよう!」
と言われた事があります。
就職活動を応援してくれる人もいます。
誠意を持って伝えましょう。
まとめ
いかがでしたか?
これから就職活動をする方、
すでに就職活動をされている方。
正社員就職できるイメージはできましたか?
私がフリーターだった20年前は、
転職サイトは存在してなく、
就職情報誌とハローワークが情報収集源でした。
その中で失敗を繰り返しながらなんとか就職できました。
今は情報収集も簡単にでき、有効求人倍率も高いです。
ここで紹介した準備をして就職活動を行えば、
就職できる確率は高くなります。
ぜひ、実践してみて下さい。
この記事が、
正社員就職のきっかけになれば嬉しいです。